こんばんは、アロ君です。
普段アマプラとかでしか映画を見ないのですが、「踊る」シリーズの再始動とあって6年ぶりくらいに映画館へ行ってきました。
小学生の頃に見ていたドラマの新作を見ることが出来るのは感慨深いものがあります。1シーズンしか放送していないドラマがここまで愛され続けるのは、本当に様々な条件が奇跡的に重なった結果なのだと思います。
そして、今回の映画は警察を早期引退した室井さんのお話で、「踊る」の中で繰り広げられる「北の国から」的な感じでした。
鑑賞して1週間経ちますがラストについてまだ気持ちの整理が出来なくて、本当にこんな終わり方でよかったのかと受け入れられていないです。
いくつかレビューサイトも見ましたが、良い評価も悪い評価もどちらの意見も理解できます。
また、ラストが衝撃的すぎるが故に忘れてしまいそうになってしまうけれど、冷静に考えるとストーリーにもモヤモヤする点があります。
・日向真奈美はなぜ室井慎次をターゲットにしたのか。(接点あった?)
・日向杏の父親は誰なのか。なぜ今まで隠し通せてきたのか。
・他の犯人グループはどうなったのか。
・緒方君はヘリに乗ってまで何をしに来たのか。
などなど、他にも細かいところ含めて多々あります。
一種のファンムービーとして捉えればいいのかもしれませんが、過去作を絡めれば絡めるほど窮屈な感じがして、オリジナルのストーリー(事件)でもよかったかなと思ってしまいました。
ただ一方で、青島やすみれさんの現在に言及するシーンもあり、あの世界観が続いていることを感じることが出来ました。
そして、室井さんはやっぱりかっこよかったです。
この映画は自分のこれからの人生を考えるきっかけにもなりました。
これからどのような形で「踊る」が続いていくのか、楽しみにしています。